・道路のライフサイクル
路線の指定・認定→道路区域の決定→権原取得→供用開始→供用の変更・廃止→返還・譲与
区域決定、権原取得、供用開始:道路管理者の「許可」が必要。
権原取得、併用開始、変更廃止、返還譲与:「私権行使の禁止」(物権の移転・設定は可能)
返還譲与:従前の管理者が「1年を超えない期間」で「不用物件」を「管理」しなければならない。(返還の準備期間です。)
・道路の種類
高速自動車道、一般国道、都道府県道、市町村道の4種類。
・道路管理者
一般国道、高速自動車道:国土交通大臣(都道府県道は都道府県、市町村道は市町村。)
・道路台帳
「道路管理者」は台帳を調整・保管し、閲覧を拒むことはできない。
・沿道区域
沿道とは道路の両脇20m以内の区域を指す。
沿道区域内の「土地、竹木、工作物の管理者」は、交通に危険を及ぼす恐れがある場合、必要な措置を講じなければならない。
・立体的区域
道路管理者は道路の区域を「空間・地下」について上下の範囲を定めたものとする事ができる。
道路管理者は「道路一体建物」について所有者と「協定」を締結し、管理修繕ができる。
(道路一体建物とは高速道路に天井がくっついている倉庫等を指します。)